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2024/05/19 04:17 |
リシア&ウィローモス
●増やし方
・放置で爆殖
・リシアは浮かべておくとさらに爆殖速度UP
・ウィローモスは成長点を切るとわき芽を盛んに出すので1cmにまで刻んでもOK

●レイアウト
・リシアはステンレス製のリシアネットで沈めましょう(自作可能なのでググりましょう)
・ウィローモスは切り刻んで流木に木綿糸もしくは釣り糸で巻くことで着生可能
・ウィローモスは流木に巻きつけてラップで包んでタッパーに入れておくだけである程度着生してくれます

●初心者のウィローモス活着への道
・洗って卵やアオミドロを落とし茶色の腐った枝葉を捨てる
・モスを1~2cmほどに刻む
・濡らした流木・土管・備長炭にピンセットで並べていく
・0.5~1cm間隔で釣り糸1号で巻く
・1ヶ月もしたら2cmほどになるだろうから、1cmくらいまで刈り込む
・あとは放置しておくだけで綺麗なモス畑のできあがり
・伸びすぎると下に光が届かなくて枯れるので定期的にカットしましょう

●その他
Q:南米ウィローモスとウィローモスの違って?
A:南米の方が成長速度が遅く若干茎が太めで明るい緑色
  葉全体が三角形の形に分かれて成長するので極めて面白い
  どちらが良いかという議論はナンセンス、どちらも綺麗なのでお好みでどうぞ

Q:リシアとウィローモスの和名は?
A:リシア=カズノゴケ
  ウィローモス=クロカワゴケ&シミズゴケ

Q:CO2は必要ですか?
A:特になくても大丈夫で爆殖可能です。

Q:ウィローモスspっていうのが売っていたんですが、spって何の略ですか?
A:species、種という意味がありモスの仲間ということでしょう

Q:ウィローモスって種類たくさんあるけど、見た目以外に違いはあるの?
  活着:普通モス>モスsp>南米モス/ジャイアント南米モス(活着しない)
  成長:ジャイアント南米モス>普通モス>南米モス>モスsp
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2008/05/24 21:54 | Comments(0) | TrackBack() | 水草
発酵式二酸化炭素
重曹(食塩)式黄金レシピ

前スレで公開された重曹式のレシピを掲載しておきます。

重曹が手近にない場合は、分量をそのままで食塩に置き換えてもOKです。
また、レシピや運用方法の改良、変更などの情報交換をお待ちしております。

容器:500mlコカコーラペットボトル
砂糖:約100g
重曹:約2g (食塩でも可)
イースト菌:約0.5~1g
水:約400ml

まずコーラのボトル下部の一番くびれている部分まで砂糖を入れる(これで100g)
100均のロートを使うと楽です。
次にコンビニでもらったアイス用のプラスプーンに重曹をすりきり一杯(これで2g)
軽くシェイクした後に、ボトルの上のラインの少し上まで水を入れる(これで400ml)
最後にイースト菌を水面にパーッと広がるぐらい入れます(余ったイースト菌は密封して冷凍庫へ)
気温によって発酵速度がかなり違いますので、イースト菌の量で発酵量を調整します。
夏は少なめ、冬は多めに。だいたい2~3週間保ちます。
寒冷期は保温のため梱包用のプチプチで巻いて、
さらに転倒防止のためステンレスのペン立てに突っ込むなどするとよいでしょう。

慣れればたいした手間もかかりません。
すべて目分量で出来ますし、数分で済みます。
発酵式の一番の利点は初期費用、ランニングコストが共に安いことです。
手軽に二酸化炭素の添加を始められ、いつでも止められます。

この程度の手間もかけられない方、自作することに楽しみが見出せない方は
素直にミドボンなり小型ボンベなりに進んでください。
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寒天式レシピ

発酵式2リットル用です。
寒天式についてはネットを検索するといくつも見つけることができます。

水 500ml
砂糖 500~700g
寒天 500g(ml)が固まる量の2倍(例:かんてんクック4g×2)
イースト菌 ティースプーン1杯
水 約300ml

かなり固めにしたほうが長持ちするようです。

ホースは当初はアクア用のビニールチューブを使っていたけど、つなぎ目が緩くなったりするので、
三洋化成 特殊耐寒チューブ CRVT4172(直径6mm)を使っています。

バブルカウンターは小型のタッパー(100円)を使っているのですが、
ふたではなく、固い本体の方に穴を開けて突っ込んで、つなぎ目をシリコンで埋める方式。
ふたをビニールテープでぐるぐる巻きにしてます。

つなぎ目は前スレのどこかに書いてあった、小さめの穴にぐいぐいねじ込む方式でやっています。

あとボトルのキャップ自体にも圧力調整用のすきまがあるので、ビニールテープで巻き倒しました。 
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Q 添加するには拡散するものは何が向いていますか?
A リーズナブルが売りですので、エアストーンでの
 添加が多いようです。ただ、石を選ばないと十分な添加にはならないでしょう。
 優秀なのは『いぶき』のエアストーンです。
 もちろんCO2添加専用品を使うことも可能です。
 ただパレングラスなどの種類によってはエアが詰まってしまうこともあります。
 SUDOのバブルメイトは安価で使用者も多いようです。

Q 白いモヤモヤが石に付いてしまいます。
A これは厳密に正体を突き止めた方はいないようですが
 まぁほぼペットボトルの内溶液です。無害です。

Q エアポンプの併用はできますか?
A 基本的にできません。水面の瀑気や水の落下によって
 CO2は空気中に逃げてしまいます。これはエアによるものだけでなく
 濾過槽でも水と空気が触れる激しい動きによってCO2は逃げてしまいます。

Q 濾過槽で逃げると言うことですが、ではどんな濾過機が向いていますか?
A 外部式がもっとも向いていると思います。
 次に外掛けと言われています。他の物がダメというわけではなく
 上部やモーター式底面フィルターも水の動きを抑えればオーケーです。
 相性が悪いのはエアリフト式の濾過機です。

Q 酸欠にならないの?
A なることはあります。危険性は0ではないです。
 たかが発酵式ですが、制御が難しい分これからの季節、夜間の
 酸欠はありえない話ではないです。ので夜だけエアレーションなどをして
 酸欠を避けましょう。
 (CO2中毒と酸素欠乏は別物だそうです。pH変化の影響の方が大きいとのこと)

2008/05/24 10:17 | Comments(0) | TrackBack() | 器具
レッドビーシュリンプ
・最初に
エビは水質変化、水質悪化に敏感です。安定した水質で飼いましょう。安定した水の維持にはろ過装置必須。
物理ろ過だけでなく、バクテリアによる分解作用(生物ろ過)の理解も必須。

・水作り
水質悪化とは、アンモニアや亜硝酸が多くなることをいい、
水質安定とは、バクテリアが水質悪化の要因となる成分をすぐに分解してくれる事を言う。
分解過程は
アンモニア【有害】→亜硝酸【有害】→硝酸【水草が吸収してくれる】
アンモニアを分解して亜硝酸にする「亜硝酸菌」と亜硝酸を分解して硝酸にする「硝酸菌」
があるが、実は亜硝酸菌の方が増殖しやすい。
そのため空回しが短い期間だと、亜硝酸菌は十分にいるけど硝酸菌は少ない状態ができる。
なので2週間でしっかりと硝酸菌を増やすことが大事である。
亜硝酸菌は「アンモニア」がないと増殖しないし、硝酸菌は「亜硝酸」がないと増殖しない。
そのためアンモニアを発生させるためにパイロットフィッシュ(メダカやアカヒレが簡単)を入れる。
当然、その水槽にエビを入れるときは水あわせ(温度とPHを移動前・移動後ほぼ同じにする)をすること。
水質悪化とPHショックや温度ショックは別物。

・安定した水質とは
バクテリアが活発なら有害なエサの食べ残しやフンを分解して無害化してくれる。
水温は25度前後。低温よりも高温に弱い。28度超えたら冷やせ。急な温度変化は±5℃で死亡。
PHは弱酸性がよいといわれているのが主流。ソイルを使うと容易にできる。
※特に水換え時の急激な変化には注意すること。(初心者の死ぬ原因のほとんどがこれ)

・水替えについて
まず水合わせをする。当然カルキ等は×。カルキ抜きの際は置いておくではなく日光など紫外線に当てる。
一気にたくさん水を替えない事。基本的には5分の1以上換えない事。間違っても3分の1以上は絶対換えない!
少ない水の量で回数を多くするとよい。10分の1を毎日とか。
水質の安定している水槽ほど回数も減らす。
理想は足し水のみで水替えは少量をたまにする程度で済むような水質管理維持。

・水槽について
魚と違って多少過密でも問題ない。(一匹あたり400ml以上が理想だが200mlでもいける)
大きい水槽ほど水質は安定しやすいが、水温水質管理さえしっかりしていれば小型水槽でも十分。
ただし小さい水槽ほど、水温水質変化が起こりやすく管理が難しいため死にやすくなる。

・エサについて
エサは植物性と動物性とがある。基本は植物性をあげるようにする。
困ったら両方入ってるエビ用の人工飼料でよい。
植物性は、《完全に無農薬の》ホウレン草を与えるとよい。また水草とかコケとか勝手に食べてる。
動物性は、冷凍アカムシが良い。雑食なので熱帯魚のエサとかも食べる。
動物性はたまに与える程度でよい。(プラナリアとか発生しちゃう)
どちらも水を汚すので与えすぎには要注意。
コツは毎日ほんの少しずつあげる。水草があれば毎日あげなくても餓死することはまれ
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・水草について
簡単なのはアマゾンフロッグピットとウィローモス。
エサにもなるし、稚エビの隠れ家にもなる。勝手に増えるし育てやすい。安価。
それだけじゃレイアウトがちょっと…と言う人はアヌビアスナナやマツモ等。
《残留農薬付着の水草に要注意!!溶け出したりエビが気付かずに食べてしまい、中毒死します。》
ショップから買う場合も注意!!魚は大丈夫でもエビは死にます。
残留農薬は洗っても日に当てておいても取れません。残留農薬を検出したり無害化する方法も確立されていません。
流通経路や栽培方法をよく確認して購入しましょう。

・グレードについて
赤と白のラインが鮮やかかつ、白の割合が高いほど、グレードは高い。そして値段も高い。
値段は100円~十数万円と幅広い。
言葉よりもググって写真見た方がはやい。(ムネチカやくりすたるれっどわーるどのHPに写真有り)
・混泳について
飼育するだけならできるやつもいる。メダカとかグッピーとか。
でも、親エビには危害加えないが稚エビを食べちゃうよ。繁殖を考えてるならやめたほうがよい。

・水の冷やし方
日常生活で使うエアコン・クーラーが一番効果的。でも電気代高い。
扇風機でも3度くらいは下がる。水の蒸発で温度を下げるので水量は毎日チェック。

・抱卵について
メスエビの腹に卵があれば抱卵。抱卵してるかどうかは見ればすぐわかる。
水温を25度にして日照時間を10時間、エサもアカムシなどの栄養価の高いものを入れると抱卵しやすい。
満月や新月が近いと抱卵を期待できる。(潮汐力によるらしいが謎。月齢と抱卵の因果関係はハッキリ分かっていない)

・質問の前に
まずは自分の思いつくキーワードでググってみましょう。(ビーシュリンプ・CRS・クリスタルレッド・レッドビーシュリンプ等)
それでもわからないことがあればどんどん質問してください。
もちろんエビに関する雑談もOKですよ。
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・参考資料 2008年の月齢 ○満月 ●新月

2008年
●5/5 ○5/20
●6/4 ○6/19
●7/3 ○7/18
●8/1 ○8/17 ●8/31
○9/15 ●9/29
○10/15 ●10/29
○11/13 ●11/28
○12/13 ●12/27

情報提供協力:
株式会社アストロアーツ 
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・FAQ
Q.水槽に小さなナメクジの様なのがいるのですが
A.プラナリアの類です。基本的には無害ですが、駆除は困難です。地道に捕獲するしかありません。

Q.水槽にピコピコ動くちっちゃなのがいるのですが
A.ミジンコの類です。基本的には無害です。駆除する程の事は無いでしょう。

Q.水槽に糸くずの様なのがいて、良く見ると動いているのですが
A.水ミミズの類です。基本的に無害ですが、駆除は困難です。水質が悪くなると大量発生します。

Q.水槽にゲジゲジ?ダンゴムシ?フナムシ?の様なのがいるのですが
A.ミズムシの類です。基本的には無害ですが、駆除は困難です。地道に潰すしかありません。

Q.水槽に超ミニサイズのイソギンチャクの様なのがいるのですが
A.ヒドラの類です。稚エビを捕食してしまう可能性があり、有害とされています。 触手に毒針を持っています。駆除は困難です。多くの人はリセットしてしまう様です。

Q.混泳出来る魚は?
A.例外を除いて、基本的にいません。小型魚でも、脱皮直後を襲われたり、稚エビを捕食します。小型のオトシン等は比較的共存可能の様です。

Q.他のエビとは一緒に飼える?
A.肉食性が強くなければ基本的には可能ですが、水槽内の競争に負け、やがて居なくなるパターンが多い様です。出来れば単独のみが良いでしょう。  また、近い別種だと交雑が発生してしまう可能性があります。

return E_INVALIDARG;
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          |\     /\
          {ミヾヽ.   iミ ヾヽ.
          、ミ -‐, べヽ~、  i i
            /   /      、\ ト⌒ヽ.
         / , i {  ーz.、  、ヽ iミ  i
         { ィ ル' ヽ.___.ノ ヽi } } i|  |  ねねこ~、ねねこ~
           ゛Vi ●    ● .ノノ ィ、.N  i
           |l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ/ i .j  そろそろ水温対策の時期だけど、
        /⌒ヽ. j.ヘ   ゝ._)   j /⌒i ノレ'  .秘策はなんだい?
      \   'イ .l>,、 __, イ、 /  /
.        \_ノ ド_  __/  /
         (;ヘ.}ニ二○二二二/

2008/05/24 10:11 | Comments(0) | TrackBack() | 生体
ベタ
ベタは小さな袋やケースで売られてる事が多く、袋は論外ですが、
ケースの場合はそのまま飼える場合と飼えない場合があります。
水量にもよりますが、濾過装置なしの飼育は、基本的に頻度の高い水換えを必要とします。

【瓶飼い初心者へ】
瓶で生態系は保てません。
毎日の餌やりは勿論、糞と残飯処理は必ずしましょう。放っておくと、水質がどんどん悪化します。
瓶には濾過装置が無いので、特に水量が少ない場合、
毎日の水換え(一日汲み置きした水道水、またはカルキ抜きで塩素を抜いた水で)が必要です。
水量が1リットルほどならば、3日に一度程度は必要。
その際、急激な水質変化を防ぐ為、換水は2~3分の1程度に留めておく。
フレアリングも狭いのでままならず、運動不足に成りがちですから、鰭腐れ等水質悪化に伴う病気には注意が必要。
グリーンFゴールドや、ニューグリーンFなどが常時あると安心。

【基本的な飼い方】
♂同士を一緒にすると殺し合うまで戦い続けるので、”単独での飼育”をする。
♀も相性が悪いとどちらかが一方的に攻撃したりするので、こちらも単独での飼育が無難。
他種との混泳は尾ひれがひらひらしている魚はベタに攻撃されやすい、
個体差にもよるがやはり単独飼育のほうがよい。

【他種との混泳について】
基本的にベタは単独飼い。
エビ・貝・一部大人しいテトラ類等、混泳可能な物もあるとの実例報告はあるが、
多くはベタの性格・個体差によるので「可能である」とは言いがたい。
それでも混泳を試す場合は「最悪の場合」を想定して“自己判断”“自己責任”で。
(※最悪の場合>ベタもしくは同居魚の死亡、またはうまくいかなかった場合の住み分けのための飼育設備増設など)

【飼育環境】
コップで飼えるといっても「熱帯魚」、原則ヒーター必須、水温計もつけること。
夏の間はつけなくてもよいが9月末ごろまでには用意したい。
またベタはジャンプ力が高いので蓋を用意しないと飛び出しで死ぬことも。

【水質管理】
どの魚にも言えることだが急激な水質の変化に弱いので購入後の水あわせ、換水は慎重に。
勿論水はカルキ抜きの薬品等によって塩素を抜いたもので。
濾過装置を付けなくても週2~3回、全体の3分の1程度の換水をすれば飼育できるが、
コップ飼育は水量が少なく、特に夏は水質悪化が早いので初心者は最低でも1リットル以上の水量を持つ水槽を用意、濾過装置も欲しいところ。
ベタは泳ぐのが得意ではないので濾過装置による水流はおさえること。
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【底砂と水草】
底砂は濾過装置が無い場合は入れないほうがよい、水草はベタのストレス緩和、多少の水質維持効果あり。
お勧めはウィローモス、水草育成に必要なライト、CO2を用意しなくてもよい。

【給餌について】
餌は専用飼料や赤虫、専用飼料は1日5粒、赤虫は2、3匹程度で十分、与えすぎは水質悪化へ繋がるので注意。
また餌やりは原則ベタを買った日の次の日からすること。
*赤虫は消化に悪く、与えすぎると便秘を引き起こす場合も。

【まずは検索!】
上記のテンプレを読んでも分からないときは、検索サイトを使って自分で調べ、それでも分からなかったときに質問してください。



☆ベタは「コップの中でも生きていられる」だけです。コップで飼えるは商用のキャッチフレーズにすぎません。
ベタをより健康に、より換水頻度を減らしたいなら大きな水槽で、濾過装置をつけて「飼う」に越したことはありません。
また、瓶飼いにする場合は、しっかりとした監理を怠らない事が大切です。勿論水槽飼いも同じです。

2008/05/24 10:09 | Comments(0) | TrackBack() | 生体
ミナミヌマエビ
◆ミナミヌマエビとは
 無加温飼育可能で爆殖可能。おとなしく、他の魚を攻撃することはありません。
 コケを食べてくれますますし、エサをあげなくても糞についた微生物まで食べるので大丈夫。
 でもミナミヌマエビたちは水質・環境変化にとても弱いのです。水質の変化には十分気をつけてください。

◆注意点1~しっかり水を作る
 水は塩素を抜いただけ、空気を通しただけでは駄目。排泄物の処理が出来る水槽でないとあっという間に全滅です。
 新しい水槽・新しい水からでは1ヶ月くらいは時間が必要。焦らずゆっくり作りましょう。
 ただの水では生き物の糞尿がそのまま溜まっていきます。溜まりすぎると死んでしまいます。
 特に問題となるのは排泄物の中のアンモニアです。
 いくつかの方法でアンモニアを無害な物質に変化させることができますが、素人でも維持しやすいのは微生物による方法です。
 排泄物の汚れに強い生き物(メダカやアカヒレなど)を3週間くらい飼うと、フィルター・底床にアンモニアを分解してくれる微生物が発生します。

◆注意点2~ショップのパック詰め安売りは避けよう
 仕入れてすぐの場合が多いです。問屋→運搬→店水合わせ→パックで長時間放置で危険状態。
 そのダメージにより1週間程度の間に死ぬ事が多いようです。
 店に入荷されてから1週間以上を乗り切ったものを最短で家に持って帰ると安心です。

◆注意点3~農薬に気をつけよう
 エビの仲間は薬品にも弱いです。アクアショップで買って来た水草は場合によっては農薬まみれです。
 水草を入れる場合は何度も何度も水替えをして、しっかり農薬を抜いてから入れてください。
 アヌビアス・ナナは農薬付着率が高いらしいので要注意!

◆注意点4~隠れ家を入れよう
 小さく攻撃性も弱いため、ほとんどの魚から捕食の対象になります。
 混泳魚がいる場合は必ず隠れ家として水草を入れてください。
 オススメの水草はウィローモス・リシアなど密生して隠れ家となるもの。
 あと、金魚との混泳はただの虐待です。容赦なく襲いますよ。
 隠れ家となる水草ごと食べるのが他の魚との違う点です。

◆注意点5~エサをやろう
 コケ予防目的に飼う場合、少数ならエサ無しでも自然発生するエサだけで生きていけます。
 積極的に増やしたいなら、3日に1回ほど食べ残しが出ない量のエサを与えましょう。
 コリタブ、プレコタブがオススメです。ザリエサはばらけるので水質悪化が激しいのでオススメしません。

◆注意点6~無限には増やせません
 限られた水槽内で増えた分与えるエサも増やしていくと、濾過能力をオーバーし全滅する場合があります。
 飢えてもらうのも仕方ない事です。ミナミが一定数をキープ出来るエサの適量を見定めましょう。 
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◆よくある質問

Q.水あわせって大切?
A.水合わせは慎重に。
  エビ類は温度変化・水質変化にとても敏感。
  買ってきて自分の水槽に移すときには、魚の水合わせ以上に慎重にしましょう。
  水合わせに失敗すると数時間~1週間程の間に次々と死んでしまいます。
  点滴と呼ばれる、水を1滴ずつ落とし1~2時間くらいかけて合わせる方法がお薦めです。
  当然環境によりますが、特にpHにはとても敏感です。
  ショップの水のpHと自分の水槽の水のpHを知り、水合わせするとよいでしょう。

Q.他の魚と混泳出来ますか?
A.多少は稚エビが食われることもありますが、オトシン・ボララス・1cmくらいの稚魚なら大丈夫です。
  環境にもよりますが、メダカ・アカヒレ・小型カラシン・タナゴなどの場合は大丈夫なことは結構あります。
  金魚は親も襲う心配あるので、出来ればやめましょう。
  混泳させる場合は自己責任で、明らかにエビが減っている場合は単独水槽にしてあげましょう。
  ちなみに隠れ家があれば、多少は食べられても確実に増えるでしょう。

Q.ミナミとチェリーレッドシュリンプやインドグリーンシュリンプは同じ水槽に入れると交雑しますか?
A.ミナミとチェリーレッドシュリンプは交雑するという説があります。
  F1での繁殖は未確認ですが、分けて飼育する方がいいでしょう。
  インドグリーンシュリンプはしないようです。

Q.抱卵しました。隔離ネットに入れたり、他の水槽に移動させた方がいいですか?
A.隔離する必要はありません。基本的に普段通りの世話で大丈夫です。
  心配なら1回の換水量を減らして頻度を多くしたり、注水をゆっくりしてあげましょう。
  ただし、稚エビ吸い込み防止用にストレーナースポンジぐらいは付けましょう。

Q.どれぐらいで孵化しますか?
A.ミナミの孵化までの積算温度は620℃くらいのようです。
  自分の水槽の温度で孵化日数を計算してみて下さい。
  日数 = 620 ÷ 水温

Q.釣具屋で売っているエビは何エビですか?
A.スジエビ=モエビ=シラサエビ
  ミナミヌマエビ=ブツエビ=タエビ
  地方によっては、呼び名が違うかもしれません。
  ただし、国産と明記されてないブツエビやタエビは韓国産のシナヌマエビのことが多いです。
  スジエビは混泳している魚・エビ・貝を襲い食べます。
  ミナミヌマエビを買ってもスジエビが混入している可能性があります。 
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◆役に立つ情報

川魚とエビの家
ttp://water.partials.net/
蝦三昧
ttp://ecoplants.at.infoseek.co.jp/
エビずかん
ttp://homepage1.nifty.com/gebara/ebizukan/ebizukan.html
ミナミヌマエビのたまご日記
ttp://www6.ocn.ne.jp/~chamber/tamago.html

2008/05/24 10:07 | Comments(0) | TrackBack() | 生体

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